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2万5,000分の1の地図何枚で日本列島になる

国土地理院が発行する2万枚以上の地図のうち、正確に日本全土をカバーしているのは、 5万分の1と2万5,000分の1の地形図、そして20万分の1の地勢図である。

これらの地図は、全国的に統一された基準によって、平面位置や高さが正確に測定されている。

例えば、5万分の1の地形図では、地形と主要道路、大きな建物が分かる程度だが、2万5,000分の1の地形図なら、学校や神社、お寺、郵便局なども描かれている。

この2万5,000分の1の地形図を手に入れれば、日本全土の様子が見えてくる、というわけだ。

しかし、日本がいくら小さな島国といっても、全国をカバーしようと思えば、かなりの枚数が必要になる。

その場合、5万分の1の地形図で、総計1,291枚。2万5,000分の1になると、実に4,344枚も発行されている。

おそらく、まだだれもした事は無いだろうが、2万5,000分の1の地図を南西諸島までしっかり並べれば、テニスコート半面ほどのスペースが必要になる。